7月26日(土) 京都
・備考(出演者、プログラムなど):
●出演者
古楽アンサンブル〈おにぎりトリオ〉
リコーダー:イーチャン・リャン、井上玲
チェンバロ:須藤真地子
●曲目
バッハ:トリオ・ソナタ BWV 1039
シェロン:トリオ・ソナタ第7番 作品2
バルサンティ:リコーダー・ソナタ第3番
テレマン:二重奏曲 TWV 40:107
スカルラッティ:スペインのフォリアによる変奏曲
ほか
●後援
東京藝術大学音楽学部 同声会
日本チェンバロ協会
●公演に寄せて
時は17〜18世紀、いわゆる「バロック時代」。英国の上流子弟は教養と見聞を広げるため、ヨーロッパの主要都市を巡る「グランド・ツアー」にこぞって出かけました。
この時代の音楽といえば、地域ごとに個性的な音楽のスタイルが確立され、それらが相互に影響を与え合って豊潤な多様性を見せていました。
私たち古楽アンサンブル〈おにぎりトリオ〉は、そんなヨーロッパ各地の音楽を巡る「グランド・ツアー」へと皆様をご案内します。キーワードは、バロック期に大流行した室内楽の形式、トリオ・ソナタ。「甘い音色の笛 flauto dolce」として愛されたリコーダー2本と煌びやかなチェンバロから紡ぎ出される、明暗・陰影の対比に富んだ鮮やかなバロックの響きをお楽しみください。
▶︎古楽アンサンブル〈おにぎりトリオ〉とは……
ヨーロッパで数々の賞を受賞し現在は台湾で活躍するリコーダーのイーチャン・リャンとチェンバロの須藤真地子、および日本の新進気鋭のリコーダー奏者・井上玲により結成された、日本と台湾にまたがる新しい古楽アンサンブルです。
台湾と日本の両方で愛される「おにぎり」は、お米に包まれる具材によって実に様々な味が楽しめます。これになぞらえて、私たちもトリオという編成の中から、バロック音楽の万華鏡のような多彩な魅力をお届けしたいと思います。
https://forms.gle/QZYtGHGSAHkCPGGR7